20周年を迎えるHARCOさんにカフェ「なんでもない日」でインタビュー!×根川緑道はるさんぽ

20周年を迎えるHARCOさんにカフェ「なんでもない日」でインタビュー!×根川緑道はるさんぽ

「オトナリジャンボリーを100倍楽しもう!」を合言葉に、出演アーティストに迫るこの企画。

第6弾の今回は、今年晴れて活動20周年を迎えるHARCOさんにお話をうかがってきました!そして、インタビューの後は根川緑道でお散歩もしてきました♪

アーティストのプロフィールはこちら。

 

待ち合わせ場所は、根川緑道沿いにあるスープ・カフェ「なんでもない日」。

可愛らしいくまの旗が目印です♪

外までスープの良い香りがしてきます♪

「なんでもない日」では、野菜をたっぷり使った手作りのスープが楽しめます。

‐今年で活動20周年を迎えるということですが、HARCOさんにとって大きな節目となったことはありますか?

HARCOさん(以下「ハルコ」。)「始めた当初は、ポップスを土台に、アナログ・シンセサイザーを多く取り入れたりして、実験的な音楽をやっていました。でも時が経つにつれ、自然とスタンダードな音楽性に変わっていき、それが確立したのが2004年にリリースした「Ethology」というアルバム。等身大の僕のまま、暮らしに寄り添った音楽を表現できました。このアルバムを機に、新しいリスナーがぐっと増えたんです。そういった意味で大きな節目になっていますね。」

 

‐HARCOさんのアルバムは、作品ごとに雰囲気が異なりますが、制作時は意識していますか?

ハルコ「曲を作っている間は、アルバム全体のことはあまり考えていなくって。それよりも一曲一曲を集中して作り込み、それらが集まった時に、自然とコンセプトが浮かぶという感じですね。例えば2015年にリリースした「ゴマサバと夕顔と空心菜」も、ただ闇雲に曲を作っていって、ジャケットを作る段階になって急に”アジア”のイメージが浮かんだんですね。それで東南アジアのラオスまで行って撮影しました。そうすると、1曲目に収録されている『ゴマサバと夕顔と空心菜』の始まりのギターフレーズから、すでにアジアな雰囲気を感じるから、不思議ですよね。」

‐どうりで「ゴマサバと夕顔と空心菜」を聴いていると、旅に出かけたような気分になります。

ハルコ「元々はこのアルバムに向けて、洗練された”都市”をイメージしたシティ・ポップというジャンルを少し意識して、ひとつひとつの曲を作っていました。でもスタッフのひとりから「ハルコくんの音楽性は”都市”よりも、のんびりした“郊外“や”田舎“の方がどちらかというと似合うんじゃない?」と言われて、妙に納得してしまったんです。街よりも村というか…。このアルバムに限っては、どこかそんな部分も感じてもらえると思います。」

 

‐「ゴマサバと夕顔と空心菜」を制作するにあたって他に意識したことはありますか?

ハルコ「そうですね。実はひとつ前にリリースしたアルバム「Lamp&Stool」と、歌い方を少し変えているんです。僕は昔になればなるほど、かなり柔らかい歌い方をしているんですが、「Lamp&Stool」は僕のアルバムの中で最もジャズを意識しながら作った作品で、その雰囲気に合わせてきちんとネクタイを絞めたような、幾分きりっとした歌い方にしていました。」

HARCO『Lamp&Stool』(アルバム「Lamp&Stool」2010.08.25リリース 収録曲)

 

ハルコ「その後に「ゴマサバと夕顔と空心菜」をレコーディングするとき、また以前のような柔らかい歌い方に戻したいと思ったんですね。でも結構、ちゃんと歌おうとする癖が付いてしまっていて。だからしばらく歌の練習をさぼったりもしましたね(笑)。」

HARCO『ゴマサバと夕顔と空心菜』(アルバム「ゴマサバと夕顔と空心菜」2015.04.22リリース 収録曲)

 

‐去年オトナリに出演していただきましたが、いかがでしたか?

ハルコ「すごく楽しかったです!僕はいつもライブが終わった後、どんな内容だったかという日記を書いているんです。昨日読み返したら「いつもよりテンションが高かった!」と書いてあって(笑)。去年は活動20周年を目前に控えるなかで、いったん自分を見つめ直すために、HARCOを始めた当初やっていた実験的なことをライブでよく試していました。実はオトナリでもお客さんにばれないように、ループステーションという音響機器(の中でもいちばん複雑なやつ)で、その日初挑戦の試みをしていたんです。良い緊張感とともに自分の熱がどんどん上がっていくのが分かったし、ライブで挑戦的なことをすると、心がすごくむき出しになって不思議と素の自分を出せるんですよね。」

 

‐2回目の出演となりますが、どのようなステージになりそうですか?

ハルコ「未就学児のお子さんも気兼ねなく入場できるということで、僕が子どもや家族向けに作ったアルバム「Portable Tunes 2 -for kids&family-」から、たくさんの曲を演奏しようと思っています。“NHK みんなのうた”として発表した『ウェイクアップ!パパ!』という曲は、演奏中、お客さんに持ち手のついたひげを配って、子どもたちにも楽しく参加してもおうと思っています。そんな楽しい曲も披露しつつ、グランドピアノを弾かせてもらえるので、大人向けの曲の方はシンプルな表現にこだわって丁寧に演奏したいです。」

 

‐最後に、オトナリジャンボリーに来るお客さんに向けてメッセージをお願いします。

ハルコ「”オトナリ”というタイトルのイベントなので、出演者同士の繋がりも大事にしたいです。このなかでは南壽 あさ子さんやchocolatre、bonobosの蔡くんとは共演したことがあり、シーナアキコさんは“HARCOバンド”のメンバーとして僕のサポートもしてもらっていました。他のアーティストもなんらかの繋がりや共通点があると思うので、楽屋でもすぐに一つの輪になれるんじゃないかなぁと思います。ステージの上からそんな”オトナリ”な雰囲気が出ることで、お客さんの側も、”オトナリ”に座っている初めて会った人同士が仲良くなったり…そういった温かいイベントになったらいいなと思います!」

HARCOさん、ありがとうございました!ひげの演出とHARCOさんのナチュラルで明るい歌声で、子どもがより楽しめるイベントになりそうですね。

また、HARCOさん自身が演奏する軽やかに踊るようなグランドピアノと、優しく包み込むような歌声がどのようにマッチしてホールに響き渡るのかも見どころです!

 

インタビューの後は、HARCOさんと根川緑道をお散歩してきました♪

HARCOさんと根川緑道はるさんぽ

根川緑道はJR立川駅南口から下車徒歩約15分、多摩モノレール柴咲体育館駅から下車約1分です。

緑豊かな根川緑道は、「生物」「遊び」「休息」「散策」の4ゾーンからなります。

桜の名所なので、桜のトンネルとカルガモが泳ぐきれいな小川を眺めながらのウォーキングが楽しめます。

HARCOさんの雰囲気にぴったりと合った、のどかでほのぼのとした気持ちいいお散歩でした♪

 

オトナリジャンボリーでは、フリーエリアとして無料開放する芝生広場・ピクニックゾーンのWORKSHOP MARKETとFOODの出店者も随時更新中です!

★WORKSHOP MARKET はこちら★

★FOOD はこちら★

音楽だけでなくワークショップやフードも楽しんで、素敵な1日にしてください♪

それでは次回の企画もお楽しみに!

(文:那須凪瑳 写真:シモ)